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Dr.セラピーからのメッセージ

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悲しい出来事

9月に入り10日も経った頃、「前の通りで猫が轢かれちゃってるみたいで😢」と病院に来た方から一報を受けました。
外に確認しに行った所、セラピー動物病院の前の通りの中央付近に子猫の亡骸がありました。
可哀想に。即死状態でした。小さな頭も砕け、内臓も悲惨なことに😢

これ以上、車に轢かれては可哀想なので、すぐにタオルに亡骸を包み回収しました。
と、そこで病院の駐車場に 小さな段ボール箱が置かれていることに気が付きました。

誰かが猫を入れて置いていったのでしょう。

可哀想に。置いて行かれた子猫は自分から箱を出て、道路をヨチヨチ歩いていってしまったのでしょう。
こんな所に置いていかなければ、心優しい誰かに見つけてもらえたかもしれないのに。

動物病院をやっていると、時々このような出来事に出くわします。
動物病院に置いてくれば何とかしてくれるだろうと思う方が、世の中にはいるようです。

そのような方の期待を裏切るようですが、病院に動物を置いていかれても保護はいたしません。
万が一、そのようなことがあった場合は法律上拾得物として交番に届けなければいけません。

猫にも犬にも尊い命はあります。可哀想だと仏心で動物病院に置いていくなら、どうかご自分で飼い主になってくれる方を探してあげてください。

それが出来なければ、せめて道端にいる子猫を一時の感情で拾わずに、その場にいさせてあげてください。
あなたが拾って動物病院の駐車場に置いていったばかりに、交番に届けられたり車に轢かれるより、良い生活を送ることが出来るかもしれません。

防犯カメラの設置もしております。最近のは性能も良いのでバッチリ写ります。





by serapy-animal | 2016-10-01 00:22 | お知らせ

セラピー動物病院 長田院長からのメッセージ


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